顔面筋をほぐしてめぐりを整えよう!

記事

季節の変わり目に起こりやすい鼻炎や鼻づまり、マスク生活などで顔面の筋肉が硬く凝り固まっていませんか?


表情を作る表情筋や舌を動かす舌骨筋などをしっかり動かしてほぐすことで、顔のたるみやしわの改善だけでなく、目の疲れや肩こりなどの機能回復にもつながります。


そこで、今すぐできる顔面の中でも特に硬くなりやすい箇所3つのエクササイズをご紹介します。

食いしばりを減らそう


顔全体が緊張してこわばってしまう原因の一つに、過度な食いしばりが挙げられます。


食いしばりとは噛むときに使う筋肉である咀嚼筋が強く収縮している状態です。

猫背やストレートネック(スマホ首)などが起こると食いしばりが起こりやすくなります。


そこで、まずは咀嚼筋(そしゃくきん)をほぐしましょう。

咀嚼筋マッサージ

耳の下やもみあげ付近を触りながら強く噛んでみましょう。

その時に筋肉が盛り上がる箇所があります。そこを指先で押さえて口を大きく開けほぐします。



少し強めに円を書くようにほぐしましょう。

少し痛みを感じるぐらいの力加減がベストです。

痛みの感じ方が減るまで続けてみましょう。


目をぱっちりさせよう


長時間のデスクワークやスマホの使い過ぎで、目とその周りの筋肉が緊張していることも多くみられます。

ここでは眼球を動かす目の筋肉を動かしながら、まぶたをしっかりと持ち上げられるエクササイズをしましょう。

目のストレッチ


まず眉間を両手の人差し指で押さえます。

そして皮膚を上(頭の方向)に引っ張るように押します。


それと同時に両目はできるだけ上を見ます。このときに首は動かないように気をつけます。


3秒間ほど続けたら次はそれぞれの眉を上に引っ張りながら同じようにストレッチを行います。


眉の内側、真ん中、外側と3か所に分けて行いましょう。


デスクワークが続いたときや眠たいときにも効果的です。


耳を引っ張ろう

意外と硬くなりやすいのが耳です。

耳は軟骨で形成されている部分が多く、そこには多くの神経やわずかながら筋肉も存在します。


また、耳のすぐ近くを顔面神経という大きな神経も通っており、顔面全体にとっても重要です。

耳のストレッチ


まず両耳の一番上の部分をつまみゆっくりと上方向に引っ張りましょう。


つぎに耳の真ん中の高さを同じようにつまんでから外側に引っ張ります。


最後は耳たぶを下方向に引っ張ります。


それぞれ5秒間ほど引っ張りストレッチします。


こちらも少し痛い程度の力加減で行いましょう。

耳や耳の周辺が少し温かく感じるまで続けてみましょう。



いかがでしたでしょうか?

意外と硬くなってる顔面をほぐすことで、血色が良くなったり表情が明るくなったりすることもありますので、ぜひ毎日のルーティンにしてくださいね。



執筆者


猫背・姿勢改善スタジオNature
姿勢改善パーソナルトレーナー
歯科専属姿勢トレーナー

ウォーキングコーチ


片山 翔太

(かたやま しょうた)




【資格】

柔道整復師

日本ストレッチトレーナー学院

①認定ストレッチトレーナー

②姿勢インストラクター


整骨院勤務を経て姿勢トレーナーに転身。

医療機関での姿勢セミナーや教育機関での講演の実績多数。

ラジオやTVのメディアにも定期的に出演し現在は子供を対象にした姿勢の教育のための活動に注力している


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