肩こり改善エクササイズ 難しそうなのに実は簡単!

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日々、子育てや家事、お仕事などで多くの方が「肩こり」の悩みを抱えているのではないでしょうか。


特に女性は肩がこりやすいといわれています。


コロナ禍により、リモートワークでのパソコン作業が増えていたり、家の中で過ごす時間が増えていることも肩こりに悩まされている方が増えている一因かもしれません。


肩こりを放置しておくと、様々な身体の不調が起きてしまう原因ともなります。


なんとかしたいと考えていても、忙しく毎日を過ごしているので、マッサージを受けに行く時間もなかなか取れないという方もいらっしゃいますよね。


そこで、今回は肩こりの原因や改善法をお伝えしていき、自宅で簡単にできるエクササイズについてご紹介していきます。

肩こりはなぜ起こる?


肩こりは人間特有の症状です。

人間は二足歩行をする動物のため、首や腰に負担がかかりやすい構造になっています。


姿勢を保つために筋肉は常に緊張しているので、どうしても疲労が起こりやすくなります。

その結果、血行が悪くなり肩こりが起こってしまうのです。


日本人は特に肩こりに悩む人が多く、国民病ともいわれています。

これは日本人の骨格と筋肉量の関係や、床に座ることが多い、お辞儀をする機会が多い、ストレスを抱えやすいといった国民性などが理由といわれています。


冒頭でもお伝えしたとおり、最近の生活様式の変化によって、肩こりの悩みを抱える人が増えているようです。


コロナ禍により、ご自宅でリモートワークに切り替わった方もいらっしゃると思います。


環境が整っていない中で長時間パソコン作業をすることで、首や肩にかなりの負担をかけることになります。

パソコンと同様にスマホやタブレットを触る時間が増えているという面もあります。


それに付随して、自宅にいることが増えるということは、運動不足になりがちということも挙げられます。

運動不足によって起こる筋肉の低下についても、肩こりを招く一因になっていると考えられます。


また、産後にも肩こりが起こりやすく、妊娠・出産を経験してから特に肩がこりやすくなったと実感するママさんも多いのではないでしょうか?


それは妊娠によって身体のバランスが崩れてしまったことや、慣れない子育てで身体に負荷がかかってしまうということが考えられます。


身体のバランスが崩れてしまったのは、妊娠中におなかが大きくなったことで、おなかを突き出し腰を反るように姿勢が変わり、それにより筋肉が凝り固まってしまうこと、骨盤が開いてしまったことなどが挙げられます。


また、子育ては抱っこや授乳などの動作によって肩への負担が増えてしまい、肩回りの筋肉が凝り固まってしまうことが考えられます。

肩こりは放置しないで


肩こりは万病の元といわれており、我慢して放置しておくことはおすすめできません。

最初こそ、肩のこわばりが気になる程度ですが、そのまま放置しておくと、強い痛みを感じたりしびれを伴うなど重症化していきます。


さらに肩まわりの血行不良から腕のしびれや頭痛など他の部分にも影響が出る恐れもあります。


肩こりがひどくなると、肩をかばってしまい日常の作業に支障が出てきます。


例えば、何かを持ち上げるときも、体全体で引き寄せてから行なうのが自然ですが、肩が痛いと腕の力だけでしようとしてしまいます。


こうなってしまうと、腕に余計な負担がかかってしまい、それが原因でいろんな部分へと痛みが派生していきます。

肩こりの改善には

肩こりを改善していくためには、身体のバランスを元に戻していかなくてはなりません。

当院では「骨格」と「筋肉」2つの視点から肩こり改善のための施術をしていきます。


骨格

肩こりに悩む方は肩の可動域が狭くなっています。


関節の動く範囲が狭くなってしまっている現状を施術により整えていきます。


肩の関節の動く範囲が狭くなると、筋肉が働かなくなってしまうため筋肉は減ります


したがって、筋肉も増やしていく必要があります。


筋肉

肩こりの改善にはインナーマッスルをしっかりと働かせてあげることも重要です。


当院では「スーパー脂肪燃焼筋」と呼んでいますが、このスーパー脂肪燃焼筋をしっかりと使えるようにしてあげると、骨格を支えてくれるようになり、肩こりを予防してくれます。 


肩こり改善のためのストレッチ

肩こりを改善するためにおすすめの、自宅で簡単にできるエクササイズを紹介します。


このエクササイズでは背もたれの付いたイスを使用します。


①イスに座ります


ひざを閉じて、足の裏を床にぴったりと付け背筋を伸ばします。


②頭の後ろに手を回す


両手を後頭部に回し、ひじを開いてゆっくりと3回呼吸をします。


③力を抜く


手や肩の力を抜き、手をだらんとぶら下げるようにする。


このエクササイズによって、ひじを開いた姿勢をとることができ、肩甲骨同士が近づきます。


硬く張りがちな菱形筋を緩めることができて、肩回りの力も抜けて肩が軽くなったと感じることができます。


このエクササイズを取り入れるだけで、普段使わない部位を動かすことができて肩こりを防ぐことができます。

とても手軽にできますのでぜひ試してみてください。



執筆者

トータルケアまえいけグループ
あさひ整骨院
日本橋浜町院
鍼灸師
柔道整復師

今村 匡子

(いまむら きょうこ)


【運営】

  • オンラインサロン「産後ケアを学ぶサロン」


【受賞】

  • DMM.com治療家オンラインサロン講師金賞


【著書】

『大丈夫なふりして生きてる人の体に効く こわばり筋ほぐし 』(サンマーク出版)

  • 『産後リセット体操で妊娠前よりきれいにやせる!』(青春出版社)

  • 『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)

  • 東洋経済オンラインビジネスニュースサイト著者

  • その他、全国紙、地方新聞、雑誌、週刊誌取材多数。講演、セミナーは年間50件を越える。



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