オンライン化の影響!?マスクで目立つ「目元のたるみ」をとるツボ6選
目の元がたるんでなんだか老けて見える…。
テレワークやオンライン化が進む中でモニター画面に映る自分の顔をみてそう思ったことはありませんか?マスク顔において印象を作る唯一のパーツ「目元」のたるみは放っておけませんね。そのようなときに、すぐに目元のたるみが解消できるツボを6つ選んでみました!簡単ですぐに効果を実感できるので、ぜひ試してみてくださいね。
目元のたるみの原因
まずは、目元にたるみができる原因について説明します。原因を知ることで目元のシワやたるみを作らないことにも意識がいくといいですね。
老化の影響
皮膚は赤ちゃんのときに新陳代謝が最も活発で肌のハリや水分が保たれています。しかし加齢とともに代謝機能は低下し肌の水分量の減少、肌表面を支える力が弱くなり、シワやたるみにつながっていき、肌全体が老化した印象となります。老化は生きている限り避けられることではありませんが、生活習慣を見直すことで老化の進行をゆるやかにすることはできます。
紫外線の影響
紫外線にあたると皮膚を作っているコラーゲンはダメージを受け、コラーゲン繊維が切断されてしまいます。コラーゲン繊維が切断されると弾力を失い、深いシワや、顔の印象を変えるたるみにつながります。コラーゲンのダメージを最小限にするためには、紫外線にあたりすぎないようにし、紫外線防止剤、帽子や日傘を活用しましょう。
オンラインの影響
毎日長時間パソコンやスマートフォンの画面を見ていると、いつのまにかまばたきの回数が減っていたり、無表情で過ごすことが増えていたりして、目の周りの眼輪筋という筋肉が衰えてしまいます。それだけでなくパソコンやスマホは、近くのものを長時間見続けるため視力への影響もあります。目のピントを調節している毛様体筋がコリ固まって、視点を調節する機能が低下します。視力が低下すると疲労が蓄積して肩や首にコリを作ります。首や肩のコリは頭部の循環機能の低下を招き目元にむくみやたるみが現れるようになります。
目元のたるみを解消するツボ6選
気を付けていても出てくる目元のたるみ。
目元のたるみが気になったときはすぐにできるツボ押しがおススメです!
実際にわたしもオンライン会議の前などにこのツボ押しをしています。
目の周りは肌が薄く弱いのでツボを押すときは軽い力でゴリゴリと押しすぎないように気を付けてください。1,2,3,とゆっくり指で押して、1,2,3,とゆっくり力を抜くと上手に押せると思います。
簡単で効果的なのでぜひやってみてくださいね。
1.晴明(せいめい)…目頭の少し上のくぼんだ部分
押すと視界がぱ~っと明るくなるくらい眼精疲労回復に即効性がありおススメです。
2.攅竹(さんちく)…眉毛の内側の生え際
上まぶたがぱっちり開いて目元の印象が元気になります。
3.魚腰(ぎょよう)…黒目の真上で眉毛の中央
眼輪筋がほぐれて血行が良くなります。視力回復や目尻のシワやたるみの改善が期待できます。
4.太陽(たいよう)…目尻と眉尻の中間のやや外側
目の疲れからくる頭や肩の痛みが和らぎます。気分がスッキリして表情が明るくなります。
5.承泣(しょうきゅう)…黒目の真下で骨のふちにあるくぼみ
下まぶたの血流が良くなるので、目の下のクマやたるみに有効です。
6.瞳子リョウ(どうしりょう)…目尻の少し外側で骨の際にあるくぼみ
眼輪筋のコリがほぐれて、目尻のしわやたるみに効果的です。
まとめ
オンライン化した世界では目への影響はいっそう深刻になると思います。目元のたるみが気になった時は、見た目の問題だけでなく、その原因となったスマホやパソコンとの付き合い方や生活習慣を見直すいい機会にしてほしいと思います。1,2,3,とツボを押しながら心を落ち着かせて生活を振り返る時間を過ごしてください。そしてすっきりした自分の顔をみながらまた元気に過ごしてもらえたら幸いです。
執筆者
鳴島 友理
(なるしま ゆり)
【資格】
はり師・きゅう師免許 平成16年厚生労働大臣認定資格取得
大師流小児はりの会 上級課程修了
認定子育てハッピーアドバイザーHAT認定資格取得
【所属】
一般社団法人 日本小児はり学会 所属
「最近少し老けてきたな…」と思ったら表情筋の衰えのサイン!マスクによる顔の老化に効果的なツボ3つを紹介します
普段の「食事」から肩こり対策を