「最近少し老けてきたな…」と思ったら表情筋の衰えのサイン!マスクによる顔の老化に効果的なツボ3つを紹介します

マスク生活が日常になるなかで頬のたるみやシワのお悩みで鍼灸院に来られる方が増えたように感じます。普段はマスクで見られない口元もいざマスクを外すとたるみとシワで少し老け込んでしまってみえます。マスクによるニキビやかゆみといった肌トラブルで悩まれる方もいらっしゃいます。
長時間のマスク着用は顔の表情筋の動きを抑えるので、次第に筋肉が硬くなりそれによる弊害でたるみやシワ、肌トラブルを起こしやすくなります。表情筋を理解して、正しい方法でツボ押しを実践すれば、顔周りの悩みは軽減できますよ。
今回はマスクによるお顔のお悩みを解決するツボについて表情筋のお話もいれながら解説します。
表情筋とは何でしょうか
表情筋とはその名の通り、顔の表情を作る筋肉です。表情筋は頭蓋骨にくっついていて皮膚と繋がっています。表情筋は全部で20種類以上あり、その筋肉がそれぞれ連動して動きます。
表情筋は表情を作るだけでなく声をだす、食べ物を食べる、瞬き(目の開閉)、など生きるために必要な活動やコミュニケーションにもとても重要な役割を果たしています。
マスクの影響を受ける表情筋
マスクをつけると物理的に口を大きく開けることが難しく、人に見られていない油断から表情を作らないで会話をすることが日常的になってしまいます。そもそも人と会う機会が減ってしまって会話することが減っている人もいると思います。
そうやって表情筋を使わないでいると次第に表情筋がやせ衰えたり、凝り固まったりしていきます。表情筋が機能低下すると、たるみやシワ、二重顎や老け顔などの原因になりますし、表情も顔の動きも乏しくなります。
美容上の問題だけでなく、声が出にくい、目が開けにくい(閉じにくい)、顎がガクガクする、物が食べにくいなど日常生活に直結する問題につながることもあります。
表情筋を効果的に改善する秘密のポイント【モダイオラス】
マスクで包まれている表情筋のほとんどは口元の“モダイオラス”と呼ばれる場所に集まっています。モダイオラスは解剖学の言葉で“口角結節”とも言います。モダイオラスは口角の横、ほうれいせん上にあってえくぼの手前にあります。
そこは「頬筋」「口輪筋」「笑筋」「口角下制筋」「大頬骨筋」「小頬骨筋」「上唇挙筋」「下唇下制筋」、「上唇鼻翼挙筋」などの筋や周りの繊維が集まり塊になっています。塊になっているため重たく重力でたるみやすい場所です。
その反面モダイオラスをほぐしてやれば、頬にある表情筋に一気にアプローチができます。
モダイオラスに効くツボがあります!
モダイオラスをほぐそうとする時、表情筋がかたまっていると痛みを感じることがあります。そこでモダイオラスを効果的にほぐすことができるツボ押しを3つ紹介したいと思います!
地倉(ちそう)
地倉は唇を閉じたときの口角(口の端)から少し外側にあります。
このツボは、モダイオラスの最も近くにありモダイオラスを刺激するのにぴったりです。
顔のたるみを改善し、むくみを軽減し顔の印象を若返らせるツボです。ここを刺激すると、口角が自然に上がり、顔全体がキュッと締まり、リフトアップに繋がります。内臓の胃ともつながりがあり胃の働きを助けたり食欲のコントロールにも使います。
このツボを押すときは口を「いー」と横に開いて押して気持ちいいくらいの力加減でゆっくり5秒間押します。
これを朝晩5セットがおすすめです。
巨りょう(こりょう)
瞳孔から真下に下ろしたラインと小鼻の下のラインとの交点
このツボはモダイオラスの「小頬骨筋」「上唇挙筋」「大頬骨筋」「上唇鼻翼筋」に作用します。
上唇を引き上げる作用があり、ニコッと口角を上げて笑う表情を作り出してくれます。他にも蓄膿症や慢性鼻炎、花粉症などの鼻の症状や歯周病や上歯痛などの歯の症状にも使えます。
このツボを押すときはにっこり笑顔をつくって5秒ほど押しながら息で深呼吸をします。
これを朝晩5セットがおすすめです。
下関(げかん)
耳の穴の前の凹んだところで、口を開けた時に盛り上がる部分。このツボはモダイオラスの「頬筋」「大頬骨筋」「小頬骨筋」に作用します。フェイスラインのたるみやむくみに効果的です。
エラが張る人や歯の食いしばりが気になる人にもおススメです。
このツボを押すときは口を大きく開けたり閉めたりしながら5秒ほど押します。
これを朝晩5セットがおすすめです。
まとめ
ツボを押すときには顔のどこがどんなふうになってほしいかイメージしながら押すのが大切です。そのために表情筋やモダイオラスの解説をしました。どうかツボを押すときは顔の筋肉をイメージしたり鏡で確認しながら押してみてくだいね。
毎日、朝晩のツボの刺激で、フェイスラインがキュッと引き締まり、肌にハリがでてほうれい線のたるみも整えられたり、表情筋がほぐれることで顔の血行もよくなり、マスクによるニキビやかゆみの改善も期待できます。
長引くマスク生活で老け込まないようにコツコツと頑張りましょう。
執筆者
鳴島 友理
(なるしま ゆり)
【資格】
はり師・きゅう師免許 平成16年厚生労働大臣認定資格取得
大師流小児はりの会 上級課程修了
認定子育てハッピーアドバイザーHAT認定資格取得
【所属】
一般社団法人 日本小児はり学会 所属


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