太りやすい人の食事習慣と、自然と痩せていく人の食事習慣

記事

出産を終えて、スルスルと体重が自然と戻る方と増えたままでなかなか戻らず、徐々に増え続けているというママさんの食事のクセの違いについてお伝えします。


もちろん、妊娠中から温存している筋肉力、活動力は産後の体型管理に大きな影響を与えますが、リバウンドをしないダイエットには食事の生活様式が関わります。


今回は食事の仕方について3つのポイントをまとめています。


”これならできそう”というものから、ぜひ取り組んでいただければ何よりです。

①食事のスピード


産後痩せやすい方は、食事の際にしっかり噛んでいます。


体脂肪が落ちづらい方の傾向として、食べ物を口に入れてから飲み込むまでのスピードが早いです。


口に入った食べ物を5〜6回噛んで喉を通過してはいないでしょうか。


一回に必要な咀嚼回数は約30回と言われています。


噛むことにより唾液から消化酵素が分泌され、満腹中枢が刺激されます。


早食いは大食いの元になり、消費エネルギー以上のカロリーを摂取しがちになります。


食事の際の「噛む」回数は「慣れ」もありますので、最初の一口目をまず30回噛んでみることから、始めてみてはいかがでしょうか。

②硬めの食材を選ぶ!


柔らかいメニューを選びがちになっていませんか?


メニューを選ぶ際は”硬いのはどっちなのか?”を意識してみると良いでしょう。


例えば、パンだとバケットやベーグルのような噛みごたえがあるものを選択したり、


お米を炊く際は水分量をいつもより1割減らして炊飯してみたり、


サラダは大根などの根菜が入っているものを選んでみるなど、食材に目を向けてみましょう。


また、ごぼうやにんじんなど食物繊維が多い食材を活用するのも良いでしょう。


子どもも適度に硬いものを食べる習慣がつくと、親子で健康管理ができます。


一方、麺類や丼もの、惣菜パンはすぐに食べれて、子どもも喜ぶので選びがちなメニューになります。


ワンスプーンで食べる事ができるメニューは、①にも通ずる「早食い」になります。


卵かけご飯も、流し込む食事になりがちです。


流し込まず、しっかり噛んで食べれる工夫をしていきましょう。


③水分量


お水は1日1.5〜2ℓを目安に補給をしましょう。


痩せづらい方が飲んでいる水分量は、1日500mℓのペットボトルを飲み干すのがやっと!という方が少なくないのです。


2ℓというと大きなペットボトル1本をイメージされ、”多い”と思われるかもしれません。


ですが、食事の前後にコップ1杯(200ml)3食繰り返すだけで、1.2ℓになります。


お水、麦茶、ほうじ茶、などノンカフェインの水分を食事前に飲んで、食後に口の中をきれいにするイメージでもう1杯飲むことをオススメします。


コーヒー・紅茶・アルコールは利尿作用があるため、水分補給にはカウントされないので注意が必要です。


「噛む回数」「硬めの食材選び」「水分量」を意識することで、これまでの食事習慣改善のきっかけ、理想の産後体型を取り戻すきっかけになれば、何よりです。




執筆者

トータルケアまえいけグループ
あさひ整骨院
日本橋浜町院
鍼灸師
柔道整復師

今村 匡子

(いまむら きょうこ)


【運営】

  • オンラインサロン「産後ケアを学ぶサロン」


【著書】

『大丈夫なふりして生きてる人の体に効く こわばり筋ほぐし 』(サンマーク出版)

  • 『産後リセット体操で妊娠前よりきれいにやせる!』(青春出版社)

  • 『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)

  • 東洋経済オンラインビジネスニュースサイト著者

  • その他、全国紙、地方新聞、雑誌、週刊誌取材多数。講演、セミナーは年間50件を越える。



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