【ランニングの基本】自分のランニングフォームを知ろう!
ランナーの皆さん、ご自身のランニングフォームを見たことはありますか?
普段のトレーニングで何も考えずに走っていると、自分のランニングフォームを見る機会はほとんどないと思います。
もし、『ランニングフォームを改善したい!』と思った時に、自分のフォームを知らないと改善しようがありませんよね。
今回のコラムではランニングフォームを客観的に見ることの重要性についてお話しします。
ランニングフォームを客観的に見る必要性
マラソン大会や各種駅伝でテレビに映る選手達のように、「綺麗なフォームで軽快に走りたい!」といった理想のランニングフォームがありますよね。
普段のトレーニングでも、個々にフォームを意識しながら走っている方は多いと思います。
しかし、自分では良いイメージで走っていても、客観的に見たら『姿勢が悪い』『腰が落ちている』『脚が上がっていない』など、思っていた走りと違うという人もいらっしゃいます。
このように理想と現実にギャップがあると、イメージ通りに走れなかったり、怪我の原因となる可能性があります。
主観的な意識では気づけない部分を客観的に見ることで、自分の走りの特徴や改善点を知ることができます。
自分の改善すべきポイントを意識してランニングできれば、目指すフォームに近づきます。
では、ランニングフォームを客観的にみる方法をみていきましょう。
動画撮影で自分のフォームをチェックしよう!
ランニングフォームを客観的に見る方法として、スマートフォンなどを活用した動画撮影がおすすめです。動画撮影をすることで以下のメリットがあります。
♢フォームを何度も見直せる
♢スローモーション機能でより細かく分析できる
♢動画を保存することで、過去と現在のフォームを比較できる
上記のように、撮影した動画をスローモーション機能で活用することで、通常再生よりも細かく動きを見ることができます。
また、定期的に動画を見ることでその都度、改善すべきポイントも分かります。
他にも過去と現在のフォームを比較することで変化や成長を見ることもできるので、フォームの改善にとても役立ちます。
ランニングコーチなど専門の方に動画をチェックしてもらうのも良いでしょう。
ただ、動画撮影をする協力者が必要になってくるので、グループで練習する際に活用してみてください。
窓ガラスや影を見てリアルタイムにフォームをチェック!
街中を走りながら建物の窓ガラス越しに映る自分を見ることで、客観的にフォームを見ることができます。
また、天気の良い日ははっきりとは見えないですが、ご自身の影でランニングフォームを見ることもできます。
動画と違ってリアルタイムでフォームを見ることができるので、修正しやすくなります。
くれぐれも、前方や周りをしっかり確認して事故が起きないよう気をつけて走りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
理想のランニングフォームに近づけるには、客観的に見てご自身のフォームを知ることが重要ということをお伝えしました。
ランニングフォームを見直したり、改善したい方はまず、自分のフォームを見る癖をつけましょう。
いいイメージを持って走ることも大切ですが、実際にイメージ通りの動きができているかどうかは見てみないと分かりません。
普段から定期的に動画でチェックしたり、ランニング中に影やガラス越しのフォームを見る癖をつけることで、イメージした走りに近づきます。
是非、自分のフォームを見る癖をつけて、ランニングフォーム改善に繋げましょう!
執筆者
合同会社HATTORI project 代表社員
リハビリ&トレーニング C-power 代表
理学療法士
JATI・ATI
JHBA認定アドバンスメンタルトレーナー
服部 融法
(はっとり ゆうほう)
【著書】
一瞬で心が変わる!
=良いも悪いも思い込みは現実になる=
著者 服部融法(C-power代表)
林原慧未子(ホリステックブレイン学院校長)
海外での柔道指導、高校保健体育科の教諭、病院でのリハビリ科勤務
さまざまな分野の経歴を持つ異色のトレーナー
現在は不調がある方や高齢者からスポーツ選手まで幅広くリハビリトレーニングを
行っている。
「体幹トレーニングとは」
足の機能を引き出すウォーキングのフォームとは?