アスリートのお腹の不調の原因と対策①

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アスリートは丈夫な体で、身体の不調がなさそうなイメージを持っている方もいるかもしれません。


しかし、実は日々のトレーニングのハードさからアスリートの身体は不調が起きやすくなっています。


今回はその中でも「お腹(腸)の不調」についてお伝えしています。

アスリートのお腹の不調の原因


ハードなトレーニングや長時間の練習をすると、筋肉痛になることがあるかと思います。


これは筋肉での炎症が起きている状態です。炎症というものは、痛みを伴います。


そしてこの炎症は、筋肉に限らず身体の中でも起きているとされています。その中の1つにお腹(腸)で起きる炎症があります。

腸は身体に悪い影響を及ぼすものが体内に入らないように、内部の粘膜の細胞動同士が並んでバリアを形成しています。


しかし、ハードなトレーニングや長時間のトレーニングによってダメージを受けると通常はきれいに並んでいる腸の粘膜細胞のバリア機能が低下して、腸内細菌や毒素がバリアの隙間を通過してしまいます。


これによって、腸内で炎症が起きると考えられています。

長時間・ハードなトレーニングと腸のダメージ

腸にダメージを与える1つの要因として、運動中の内臓への血液量の低下があげられます。


ハードなトレーニング中に、呼吸数や心拍数量が増大すると血液は筋肉へ優先的に送られます。そして消化器官などの内臓に回るはずだった血液量が減ってしまい、内臓は酸欠状態になってしまいます。


この状態で腸の粘膜細胞の間がひろがってしまいその結果、腸の粘膜細胞のバリア機能を低下させてしまいます。

食事で対策する


ハードなトレーニングや長時間の練習が腸に良くないとはいえ、練習時間を短くすることや強度を落すことはできない場合も多くあります。


その場合にトレーニングとあわせて食事や休息でリカバリーをすることが重要となります。


練習量に応じたエネルギー量や栄養素量を3食や補食、状況によりサプリメントもうまく活用しましょう。


また、お腹(腸)の炎症対策を行うことは、よりよいパフォーマンスでスポーツに向き合うために大切なことです。

ハードな練習をこなすアスリート

適度な運動は健康的ですが、アスリートとなると適度な範囲を超えてしまうことが多いです。


普段はそこまで使わない場所を酷使したり、エネルギー消費量が増えることで食事量が増え、胃腸などの消化器官への負担が大きくなる場合もあります。


次回、お腹(腸)の炎症を防ぐために必要な食事や栄養素につきてお伝えします。



執筆者

スポーツ栄養士 広瀬 陽香(ひろせ はるか)


【セミナー】

日本少年野球連盟、東京都軟式野球連盟

ヤング・ボーイズチーム、大阪公立野球部、九州大学野球部

J-STARプロジェクト JHAエリートアカデミー

(公益社団法人日本ホッケー協会が実施する育成プログラム)


【個人サポート】

野球:ボーイズ・シニア・ヤング・部活動

バスケ:全国中学校バスケットボール大会優勝校

サッカー:高校新人戦兵庫県大会優勝

スターティングメンバー

陸上:日本インカレ出場選手

フィギュアスケート:ジュニアオリンピック出場選手

ホッケー:オリンピック出場選手



個人サポート・セミナーやSNSでの情報発信を通じ、ジュニア期アスリートの『成長』の大切さと”自ら考え、実践できる選手”が1人でも多く増えることをテーマとしてスポーツ栄養士として活動している。



  

    

アスリートのお腹の不調の原因と対策

 

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