年齢別の偏食対策方法
今回は、年齢にあわせた偏食の対策方法をお伝えします。
まずどの年代にも言えることですが、偏食を克服するためにはまず食事環境を整えることが大切です。
食卓に色とりどりの食材を用意することも視覚的な刺激となり、食欲を促進してくれます。
また、家族みんなで食事をする時間を作ることが、食事への興味を高めます。
子どもは大人の食べる姿を見て、同じものを食べたいと思うことが多いからです。
特に美味しそうに食べているものには強い興味を示します。
これを基本とした上で、年齢別の偏食対策についてみていきましょう。
幼児期の対策
幼児期の偏食対策は、とても重要です。
この時期の子供は、食材に対して非常に敏感なので、無理強いをすることは逆効果になることがあります。
まず、楽しい食事の時間を提供することが大切です。
色鮮やかな食材を使ったプレートを作ったり、時間がある場合には食材をキャラクターに見立てて盛り付けると、子供たちの興味を引くことができます。
また、一緒に料理をすることも効果的です。
全工程はできなくとも、食材を切るだけで違います。
ただ出されたものを食べるというのと、自分が調理に携わった料理を食べるのとでは美味しさの感じ方がかわるはずです。
時間があれば一緒に作って一緒に楽しく食べることは非常におすすめです。
学童期の対策
学童期の子供は、友達との関係が食習慣に大きな影響を与える時期です。
このため、友達との食事を通じて新しい食材に挑戦する機会が増えると良いですね。
例えば、学校の調理実習や、友達同士で食事をする機会やお泊り会を行ったりとみんなで作ったり食べたりする環境があると望ましいです。
また、家庭内での食事のシーンも重要です。
子供が選ぶ色鮮やかな野菜を取り入れた料理や、トッピングを自由に楽しめるピザはおすすめです。
さらに、このくらいの年齢になると知識面からのアプローチも可能となります。
食材の栄養価と身体づくりを結び付けて子供と一緒に話し合うことで、自発的に食べたいと思わせる環境を整えられると理想的です。
「足が速くなりたい」「背を伸ばしたい」「スポーツでこんな成績を残したい」等、子どものなりたい姿や達成したい目標と食材を結び付けてお話すると食べてくれるかもしれません。
栄養補助食品の活用
どうしても、偏食が直らず栄養素に偏りがある場合には栄養補助食品を活用することも1つです。
牛乳やチーズに栄養素が添加されているものもあります。
グミ状のサプリメントも最近販売されるようになりました。
しかし、ついついお菓子感覚で食べてしまった結果、過剰摂取になってしまうこともあります。
栄養補助食品を使う場合は過剰摂取に注意をして、栄養補助食品だけに頼るのではなく日々の食事を基本にしながらうまく活用してみましょう。
心配ごとがある場合には、専門家に相談するのが良いでしょう。
偏食があってもポジティブに

偏食を克服していくためには、無理に食べさせるのではなく、徐々に取り入れていくアプローチが効果的です。
楽しみながら食べることが、偏食解消への第一歩になります。
最後に、保護者自身がポジティブな姿勢で食事を楽しむことも大切です。
子どもは親の姿を見て学ぶため、親も好き嫌いをせず食事の時間を楽しいものにするよう心掛けられると良いですね。
執筆者
【セミナー】
日本少年野球連盟、東京都軟式野球連盟
ヤング・ボーイズチーム、大阪公立野球部、九州大学野球部
J-STARプロジェクト JHAエリートアカデミー
(公益社団法人日本ホッケー協会が実施する育成プログラム)
【個人サポート】
野球:ボーイズ・シニア・ヤング・部活動
バスケ:全国中学校バスケットボール大会優勝校
サッカー:高校新人戦兵庫県大会優勝
スターティングメンバー
陸上:日本インカレ出場選手
フィギュアスケート:ジュニアオリンピック出場選手
ホッケー:オリンピック出場選手
個人サポート・セミナーやSNSでの情報発信を通じ、ジュニア期アスリートの『成長』の大切さと”自ら考え、実践できる選手”が1人でも多く増えることをテーマとしてスポーツ栄養士として活動している。







