妊娠中・産後の食事管理大丈夫?

出産後、体重が妊娠前になかなか戻らない、体重は戻ったけれども体型が戻らない・・・
という悩みはないでしょうか。
育児など子供の急激な成長に関わる中で、目まぐるしい日々を送っている方も多いかと思います。
体型が気になるから、食事に気をつけないといけないと分かっていても、
自分に費やす時間や、気持ちの余裕がないママをたくさん見てきました。
ついストレスで食べてしまう、イライラすると甘いものが食べたくなる
食べることが楽しみで我慢なんて考えられない!
そう感じる方もいらっしゃるのでは、ないでしょうか。
(私は、産後ケアをする中で、この手のお話を数多と聞きますし、自分も経験した1人です。)
「低脂質が良い」
「糖質制限が良い」
「食物繊維を摂るべき」
「夜は食べないほうが良い」
など、体型管理において、体に良さそうなことはたくさん存在しています。
これまで何十年も続けてきた食生活を変えることは、根気のいる取り組みになるでしょう。
いきなり、全てをアスリートのようにガラっと変えることは難しくても、ちょっとしたことから、変化させていくことに取り組まれてみてはいかがでしょうか。
①昨日食べすぎたな、と感じる時は、その後2日かけてリセットする気持ちで、水分(ノンカフェイン・ノンアルコールのもの)、お水、お茶を1日1.5リットル飲むこと。
②カロリー管理アプリを活用してみる。(自分が摂取すべき1日のカロリーや栄養素を知ることができ、自然と自分の痩せる基準を掴めるようになってきます)
③体重計に毎日のる。
起床後、トイレに行った後に計測し昨日との変化を確認します。
決まったタイミングで計測することがポイントです。
脂肪の量や体内の筋肉量など、体組成の変化に関しては、2〜3週間のタイムラグがあります。
昨日、食べすぎたから、今日体重が増えている!という現象は、昨日の食事が脂肪に置き換わっているよりも、物理的にたくさんの飲食物の容量が体内に残留しているからです。
増えた分は2日でケアしていく気持ちで、水分量や、食事内容に向き合ってみてはいかがでしょうか。
限られた時間の中で、流し込むように4〜5回しか噛まずに、飲み込んでいるペースの「早食い」も心配です。
咀嚼回数を増やすことは、最初は慣れないこともあると思います。
そんな時は、スープやお味噌汁などの「汁物」を完食してから、固形の食事を食べることをおすすめします。
先ずはサラダからと思いがちですが、水分からいただき、その後にお野菜を食べてみることも体重管理に一役買うかもしれません。
どうしても、家族のことが優先になりがちなママさんにこそ、自分のお身体を大切にする習慣をつけていただきたいものです。
執筆者
トータルケアまえいけグループ
あさひ整骨院
日本橋浜町院
鍼灸師
柔道整復師
今村 匡子
(いまむら きょうこ)
【運営】
オンラインサロン「産後ケアを学ぶサロン」
【著書】
『大丈夫なふりして生きてる人の体に効く こわばり筋ほぐし 』(サンマーク出版)
『産後リセット体操で妊娠前よりきれいにやせる!』(青春出版社)
『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)
東洋経済オンラインビジネスニュースサイト著者
その他、全国紙、地方新聞、雑誌、週刊誌取材多数。講演、セミナーは年間50件を越える。


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