子育てを楽にする日本伝統の技術!「小児はり」を知って親子で笑顔になろう

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子育てをしている人に「子育てで悩んでいることは何ですか?」と聞くと答えに困ることがないくらい子育ては悩むことが多く、人生のなかで重要なことになっていると思います。


子育てを楽しく安心して行えるようになるにはどうしたらよいのでしょう?


一つの提案として、「小児はり」をおススメしたいと思います。
「小児はり」って何だろう?子どもに鍼を刺すのかな?と疑問に思うかもしれませんね。


まずは小児はりについて紹介していきます!

小児はりとは?


「小児はり」は主に乳幼児から学童期のお子さん(0~12歳くらい)までを対象にした刺さない鍼を使った施術のことです。


「はり」とはいえ先のとがったはりではありません。金属でできた専用の道具を使ってお子さんの皮膚を優しく撫でるように刺激します。鍼を刺すわけではないため、痛みはなく、小さなお子さんでも安心な施術法です。


江戸時代から関西地域を中心に発展し、現代にも受け継がれている日本独自の伝統文化です。近年では関西地域だけでなく日本各地、世界各地でも小児はりを学び実践する施術家が増えてきています。

小児はりの特徴は?

小児はりはオキシトシンの分泌を促すことが期待でき、そのホルモン(オキシトシン)の作用で自律神経の乱れが整い、血行が促進され、身体面だけでなく精神面にも良い影響を与えているといわれています

小児はりの刺激はよくフェザータッチに例えられ、羽毛でふわふわと撫でられているような心地よい刺激感が特徴です。お子さまはうっとりと心地よい刺激に好意的な反応を示すことが多いです。


身体が心地よい刺激を感じると脳からオキシトシンというホルモンが分泌され、そのホルモンの作用で自律神経の乱れが整い、血行が促進され、身体面だけでなく精神面にも良い影響を与えているといわれています。

「オキシトシン」は別名「幸せホルモン」とも呼ばれる近年注目されているホルモンです。


オキシトシンが分泌されていると人は幸福感や他者への信頼感を感じることができます心地よい刺激が皮膚から神経を通じて脳に伝わることで分泌されます。このホルモンが分泌されていると人は幸福感や他者への信頼感を感じることができます。また、ストレスを軽減させる作用や、心拍数を下げて気持ちを落ち着かせるといった作用もあります。さらには発達障害のなかでも自閉症のお子さまはオキシトシンで症状が軽減することも分かっています。


小児はりはオキシトシンの分泌を促すことが期待でき、オキシトシンの役割が多岐にわたるため、小児はりの利用目的は多岐にわたることになります。


どんな人が小児はりを利用しているの?

小児はりを利用する人の“目的”は主に3つあります。
1お子さまの成長・体調管理
2お子さまのトラブル改善
3パパやママのサードプレイス(心の休みどころ)として

□お子さまの成長・体調管理

大人とお子さまの身体の大きな違いは、お子さまの身体が「成長期」という点です。成長するということは身体にとっては安定した状態を維持しづらく、身体が受ける刺激に対して変化しやすいということです。


小児はりはお子さまの成長・体調管理にオススメ環境の変化や日常の出来事に繊細に反応し、ストレス反応が出やすい成長期の身体にとって、小児はりで心地よい刺激を与えることは体調を良い状態で安定させ、健全な成長をサポートするのに役立ちます。


□お子さまのトラブル改善

小児はりで体調を整えることは、様々なトラブルの改善に繋がります。


小児はりで体調を整えることは、アトピーや夜泣きなど様々なトラブルの改善に繋がります例えば、夜泣き・かんしゃく・キーキー奇声を上げる・壁に頭をぶつけるなどいわゆる小児神経症の症状や風邪をひきやすい、風邪がいつまでも治らない、喘息やアトピーといった虚弱体質などがあります。


お子さま自身がもつ自然治癒力を高めることは小児はりの得意とするところです。


□パパやママのサードプレイス(心の休みどころ)として

「サードプレイス」という言葉はご存じですか?サードプレイスという言葉はアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグさんが1989年に発表した著書「The Great Good Place」の中で提唱した言葉です。


家(第一の居場所)でも職場(第二の居場所)でもない、自分自身が心地よい時間を過ごすことができる居場所のことをサードプレイス(第三の居場所)と定義付けしました。


例えばカフェや居酒屋、本屋や図書館、公園や公共施設などがサードプレイスとなる要素を持っています。そして「鍼灸院」もサードプレイスとなりうる場所です。

鍼灸院をパパやママのサードプレイス(心の休みどころ)になりうる場所です
お子さまの体調の心配や子育てで困っているときに家でも職場でもない鍼灸院という安心でリラックスできる場所で、気兼ねなく悩みを相談したり、課題を解決できたりする場所をもつことはそれだけでも子育てが楽になります。

まとめ

親子ですこやかな毎日を笑顔で過ごすためにも「小児はり」を知っていてください

子育てで困りごとや心配事がある時、ひとりでネットの情報を探したり、そのうち何とかなると我慢を続けたり、孤独に子育てを抱える状況になることが多いと思います。


コロナ禍でますます人との交流の機会が制限され、子育てが「孤育て」になっている人が増えていると感じています。そういう時は、「小児はり」を思い出してお近くの鍼灸院を訪ねてみてください。


誰にも気兼ねなく子育ての悩みを相談し、小児はりでお子さまが健やかに育つことは家庭が明るくなるばかりか、地域社会における人間関係が良好になり、虐待防止にもつながり、社会全体を明るくすることにも繋がっているのです。


親子ですこやかな毎日を笑顔で過ごすためにも「小児はり」を知っていてくださいね。




執筆者

近藤治療院 院長

鳴島 友理

(なるしま ゆり)


【資格】

  • はり師・きゅう師免許 平成16年厚生労働大臣認定資格取得

  • 大師流小児はりの会 上級課程修了

  • 認定子育てハッピーアドバイザーHAT認定資格取得


【所属】



肩が痛い、肩が上がらない!?これってもしかして四十肩・五十肩?


【連載 子どもロコモを考える】①子どもの“身体”の今




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