【健康情報】免疫力UP!寒い時期は汁物を摂ろう!

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寒く、空気が乾燥するこの時期、体調を崩しやすくなる方も多いのではないでしょうか?この時期に増える原因にもなっているのが「乾燥」と「体温の低下」が挙げられます。


ウイルスや細菌は乾燥した状態が大好きです。冬は気温が下がり、空気も乾燥した状態なので細菌やウイルスに優位な条件になっているため寒い時期に風邪をひきやすかったり、ウイルスが流行りやすくなったりします。細菌やウイルスが体内に侵入しても、通常ならば免疫システムが働きます。


しかし、免疫力が落ちていると細菌やウイルスの侵入を防げず体調を崩してしまいます。


免疫力が落ちると体調を崩しやすくなる

免疫力を下げないためには

免疫力を下げないために乾燥・水分不足予防が大切です!体温が1℃下がると30%も免疫力が下がると言われています。


体温の低下の原因の1つに水分不足があります。水分不足により血液中の水分も減ることで血液がどろどろになってしまい血流の悪化につながるためです。

サラサラ血液はいいことがたくさん

水分は血液に入り酸素や栄養素を全身にスムーズに運ぶ働きや、老廃物を体外に排出、体温の調節、浸透圧の調節(細胞がしわしわにならないようにする)など様々な役割があります。

乾燥しがちな冬にこそ水分補給を意識

人の体には約60%の水分が必要です。体内に60%の水分があればうまく役割を果たすことができますが、呼気や汗、尿や便などで外に出る水分が多く、摂る水分が少ないと役割を果たすことができません。


夏は熱中症予防で水分をこまめに摂ることを意識している方が多いですが、冬は空気が乾燥し、吐く息や皮膚から水分が蒸発する量が増えるため、気づかない間に水分が失われてしまいます。


細菌やウイルスを防ぐためにもこまめな水分補給を

特に、皮膚や喉、鼻などの直接外の空気に触れる粘膜は水分を失いやすくなっています。乾燥していると細菌やウイルスが付着しやすくなり、炎症を起こし、咳が出る、喉が痛い、鼻水がでるなどの症状がでます。そのため、冬もこまめな水分補給が必要になります。


私たちの体は1日に2.5ℓ程、水分の出入があります。体内で作られる水分を除くと1日に摂取すべき水分は1.5ℓ程度です。1日にコップ7~8杯飲む必要があります。水分摂取と水分排出の図

温かい飲み物を摂るように心がけよう

温かい飲み物を摂って免疫力を下げないように

冷蔵庫からすぐ取り出した飲み物は体を冷やし、体温や免疫力の低下につながります。そのため、電子レンジで温めたり、常温の飲み物を準備しておいたりするなど、温かいものを摂るようにしましょう。


一気に飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。朝起きてすぐに白湯を飲むと、寝ている間に失われた水分を摂取でき、さらに腸も活動的になるためおすすめです。また、食事の中に味噌汁やスープなどを取り入れると水分も摂れ、体も温まります。


「喉が渇いたから飲む」のではなく

「水分を定期的に体に補充するために飲む」ことを心がけましょう。



監修:管理栄養士 片岡 優香




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