産後の骨盤ケアは「姿勢」から。妊娠前の身体の使い方を取り戻そう!
「出産後、なかなか体型が戻らない」「以前より疲れやすくなった」「腰や肩が気になる」、、、産後、このようなお悩みを感じる方は少なくありません。
産後の身体を整えるうえで、骨盤ケアと同じくらい大切にしたいのが「姿勢」です。
妊娠中の姿勢

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて身体の重心が変化します。
特に妊娠後期になると、立ち方や歩き方、座り方など、それまで自然にできていた身体の使い方が変わっていきます。
その結果、妊娠中に身についた姿勢や身体の使い方が、出産後もそのまま習慣として残ってしまうことがあります。
さらに、妊娠前からデスクワークや運動不足などによって筋力が低下している場合、そもそも「正しいフォームを維持するための身体の土台」が十分でないケースもあります。
そして出産後は、赤ちゃんのお世話による抱っこや授乳、前かがみの姿勢などが増えます。身体が回復していく時期にもかかわらず、日常生活の中で同じような姿勢を繰り返すことで、身体の使い方が固定されてしまうこともあります。
だからこそ、産後は「骨盤を整える」だけではなく、身体全体の姿勢やフォームを見直すことが重要です。
正しい姿勢とは

正しい姿勢とは、単に背筋をピンと伸ばすことではありません。骨盤や背骨、肩、股関節などが適切な位置関係にあり、必要な筋肉がバランスよく働ける状態を目指すことが大切です。
身体を正しいフォームで使えるようになると、日常の動作も効率よく行いやすくなります。
スポーツ選手を見ても、身体の軸が安定した姿勢から動作を行っていることが分かります。高いパフォーマンスを発揮するためには、身体を効率よく使えるフォームが欠かせません。
これはアスリートだけの話ではありません。私たちの日常生活でも、身体を適切に使えることは、動きやすさや疲れにくさにつながります。
産後だからこそ、まずは自分の姿勢を見直してみましょう。
産後の体型

「出産したから体型が戻らない」と諦めるのではなく、妊娠・出産によって変化した身体の使い方を一つずつ見直していくことが大切です。
もし、セルフケアを続けても身体の変化を感じにくい、どのように姿勢を改善すればよいのか分からないという場合は、産後の身体を専門的にみてくれる専門家へ相談してみるのも一つの方法です。
産後の身体づくりは、無理に頑張ることから始めるのではなく、「正しく身体を使う」ことから。
まずは毎日の立ち方、座り方、抱っこの姿勢から、少しずつ見直していきましょう。
執筆者
トータルケアまえいけグループ
あさひ整骨院
日本橋浜町院
鍼灸師
柔道整復師
今村 匡子
(いまむら きょうこ)
【運営】
オンラインサロン「産後ケアを学ぶサロン」
【著書】
『大丈夫なふりして生きてる人の体に効く こわばり筋ほぐし 』(サンマーク出版)
『産後リセット体操で妊娠前よりきれいにやせる!』(青春出版社)
『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)
東洋経済オンラインビジネスニュースサイト著者
その他、全国紙、地方新聞、雑誌、週刊誌取材多数。講演、セミナーは年間50件を越える。



