デスクワークで肩こりがつらい!! 座ったままできる肩こり解消におススメのツボ5つ
パソコン作業が中心のデスクワークだと長時間同じ姿勢での作業が続くため、肩こりに悩まされる方が大変多いです。
そんなときは座ったままでもできるツボ押しで肩こりを解消してみましょう!
肩こりの原因
一般的に肩こりは、肩の筋肉の血行不良により疲労物質が筋肉に蓄積して痛みやだるさを起こすとされています。
肩の血行不良の原因には「運動不足」と「姿勢の悪さ」が挙げられます。
ヒトは直立歩行をするため、肩には重たい頭がのしかかり、左右には数キロもある腕がぶら下がっています。
じっとしているだけでも重たい負荷が肩にはかかっているので、ヒトはそもそも肩こりになりやすいのです。
肩こりにツボ押しが良い理由
ツボは体中に存在していて、WHO(世界保健機関)では361個のツボについて国際標準化されています。
ツボは、全身に張り巡らされた神経を通じて全身のさまざまな部位とつながっています。
もし身体に不調があると、特定のツボが炎症反応(痛みや硬さ、赤み)や体温異常、
発汗異常となって体表に現れて、身体や心が疲れていることを知らせてくれるのです。
肩こりのツボは肩だけに現れるのではありません。腕や胸なども肩こりに効果的だとされるツボがあり、
自分ではほぐしづらい肩ですが、肩以外の部位を刺激することで肩こりを解消できるのがツボ押しの良いところです。
肩こりにおススメのツボ5つ

1、肩井(けんせい)
【場所】頭を下げたときに出っぱる首のつけ根の骨(第7頸椎棘突起)と肩先の骨(肩峰)を
結んだ中間あたりで押すと硬いと感じる部分。
【効果】肩の筋肉がいくつも交差している場所で、肩から背中にかけてのこりに効果があるとされています。
首こり、頭痛、歯の痛み、四十肩、五十肩、寝違えなどにもオススメです。
【押し方】ツボと反対側の手で中指を中心とした3本の指をツボにあて、
皮膚に垂直になるように気持ちいいくらいの力加減で押します。
2、翳風(えいふう)
【位置】耳のつけ根の後ろ、口を開けるとくぼむ部分。
【効果】迷走神経に働きかけ、全身の気の流れや血流が改善されます。
肩こり、頭痛、顎関節症、耳鳴りやめまいにも効果が期待できます。
【押し方】左右のツボに両手の中指をあて、気持ちよく感じる程度の力でゆっくり押します。
首は神経が集中している繊細な場所なので、強く押しすぎないように注意しましょう。
3、合谷(ごうこく)
【位置】親指と人差し指の骨がぶつかる辺りのくぼみ。やや人差し指寄りで押すと痛みが出る部分。
【効果】合谷は「万能のツボ」と呼ばれるくらい様々な効果があります。
「気・血・水」の巡りを改善してくれるので、肩こり、頭痛、目の疲れ、歯の痛み、喉の痛み、風邪症状、
便秘、下痢、生理痛などに効果が期待できます。
【押し方】親指をツボに当ててゆっくりグーっと押します。
押して痛みが強い人は気持ちいいくらいの強さで押してください。
毎日コツコツと押していると痛みがなくなってきて、体調がよくなっているのが実感できると思います。
4、手三里(てさんり)
【位置】肘を曲げたときにできるシワから指3本分下がった辺りで、
前腕の筋肉が盛り上がっているところを押してみてゴリゴリに硬いとか痛みを感じる部分。
【効果】筋肉の緊張を緩和し血行促進の作用があるので肩こり、首こり、手首の痛みといった
デスクワークによる疲労だけでなく、食べ過ぎや食欲不振などの胃腸の不調全般、
冷え性にも幅広い効果が期待できます。
【押し方】人差し指から指4本を揃えて、ツボのあたりをつかみ前腕を圧迫するように押します。
缶コーヒーや温かいペットボトルをツボに当てて温めるのもデスクワーク中にできる方法としておススメです。
5、中府(ちゅうふ)
【位置】鎖骨の端から指2本分下がったくぼみ。押すと胸の筋肉がゴリゴリと硬くなっている部分。
【効果】肩こり、四十肩・五十肩、せき、喉のつまり感、腕のだるさやしびれなどの改善が期待できます。
胸郭の働きが改善されて胸の血流が良くなるのでバストアップにも効果的です。
【押し方】ツボに中指を当て押しながら、肘を軽く曲げた状態でぐるぐるまわして肩甲骨を動かします。
数秒するだけで肩がポカポカ温まり、呼吸が楽になると思います。
まとめ
ヒトは骨格上、肩が凝りやすいにも関わらず、パソコン作業で肩に負担のかかる仕事をしている人が多くなっています。
肩こりでお悩みの方は体不調のサインを探して、反応のあるツボをゆっくりと押してみたり、温めてみたりしましょう。
ツボに適切な刺激を与えると異常反応が和らぎ、そのツボに関連する体の部位にも作用して、肩こりがスーッと改善されます。
ツボを押してもすぐに改善しない人は毎日コツコツ継続するか、プロの鍼灸やマッサージを利用してみてください。
執筆者
鳴島 ゆり
(なるしま ゆり)
【資格】
はり師・きゅう師免許 平成16年厚生労働大臣認定資格取得
大師流小児はりの会 上級課程修了
認定子育てハッピーアドバイザーHAT認定資格取得
【所属】
一般社団法人 日本小児はり学会 所属
毎日を気持ちよく過ごせるように東洋医学の知恵をぜひご活用ください。




