【健康情報】夜にごはんを食べると太るってホント?量の調節から!
最近はダイエットのために夜ごはんを抜くという声もありますね。
女性や体型を気にされている方は実際に行ったことがある方が多いのではないでしょうか。
今回は、ダイエットのために夜にごはんを抜くことが良いのか悪いのかについてお話していきます。
夜ごはんを抜くのはOK?NG?
結論から言うと、『夜ごはんを全部抜くのは良くありません!』
時間帯に注意して食べ過ぎなければ太りません。
まず、夜に食べると太ると言われる理由は大きくわけて2つあります。
①夜は活動量が減る(休息時間・睡眠)ため、代謝が落ちる
②夜遅い時間は脂肪を溜めこみやすくなる
たしかにどちらも正しいです。
ですが、元々私たちがなぜ食事をするのか考えてみてください。それは生きるためです。毎日元気に生活しているのは食べ物のエネルギーを利用しているからです。
私たちは1日に必要な量も、1度に食べられる量も決まっています。必要な量以上に食べすぎているので太るのです。ダイエットのために夜ごはんを食べなければ、摂取するエネルギーを減らすことができるので、たしかに痩せていきます。
しかし、いくらダイエット中とはいえ、ごはん抜きの食生活は長続きしません。急に始めると身体にもストレスになります。また、最低限必要な量が摂れていないと身体に必要な栄養素も不足して一時的には痩せても、ダイエットをやめたときに太りやすい身体になってしまいます。全く食べないのではなく、量を調節して、工夫して食べることが大切です。
また、よく聞くのが「糖質が多い食べ物(パン・麺・ごはん)を食べないほうがいいのか?」という疑問です。糖質はすぐに使えるエネルギーになります。エネルギーというのは、カロリーのことです。私たちが歩いたり、考えたり、呼吸するにもエネルギーが必要になります。極端に糖質が少なすぎると、エネルギー不足の状態なので、歩くとすぐに疲れたり、ボーっとする時間が増えたりします。
私たちが太る原因となるものはだいたいが糖質と脂質です。
糖質と脂質を摂らなければ痩せますが、どちらも身体に必要な栄養素が含まれているので、ダイエットをするのであれば、糖質についてはごはんなどの糖質をお茶碗1杯から2/3、半分など自分の体調に合わせて少しずつ量を調節することをおすすめします。
また、脂質では、お肉の白い脂肪分をきり外したり、炒め物の油は多すぎないように工夫したり、調理方法を揚げるのではなく、焼くに変更するなどできることはたくさんあります。
また、夜はできるだけ早めの食事をとりましょう。20時以降には脂肪を溜めやすくするという研究等もでています。寝る2時間前の食事は睡眠の質が落ちることにもつながってしまいます。夜は身体を休めるためにも早めの食事を心がけましょう。
ダイエットは自分の続けられる範囲で健康的におこなっていきましょう。
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