腰痛、O脚、肩こりでお困りの方必見!背骨調整エクササイズ2選
体の歪みや不調の原因は背骨が大きく影響します。背骨は重力上で人間が二足歩行で生活できるように横から見るとキレイなS字カーブを描いています。
このS字カーブは人間がお腹の中から産道を通り生まれ、立ち上がり歩行するという成長過程の中でできるとても大切な湾曲です。
キレイなS字カーブは自然な発育の中でできるものなので、自分で座れない時期にベビー用の椅子に座らせたり歩行器などを使ってしまうことで、背骨の歪みに影響する可能性があります。
また近年流行っている姿勢矯正エクササイズなどでは脊柱起立筋を鍛えることで胸椎の後弯を自ら真っ直ぐにしてしまう方も少なくありません。
腰痛や肩凝りなどの体の不調もO脚やX脚といった体の歪みも、根本的な原因を辿っていくと背骨の歪みと大きく関係していきます。
そこで、今回は背骨の歪み改善の動きをご紹介します。
骨盤を締める美脚エクササイズ
※自然な鼻呼吸で行いましょう。
①仰向けになりましょう。
②右膝を引き寄せて左側に倒します
③右腿の外側から内側に向けて回し入れていきます。(右の腰周りの皮膚が突っ張っているような感覚)
④右膝が床に向くようにしっかり股関節を内側に閉めたら右脚を斜め下に伸ばして右脚に引っ張られるようにうつ伏せになります。
⑤仰向けに戻り左右の違いを感じます。
⑥左側も①〜⑤のように行いましょう。
背中を丸めて肩凝り改善エクササイズ
①正座になります。
②体を前に倒して右腕を体の下を通して左側に向かって伸ばします。顔も左側に向けて側頭部を床におろしましょう。
(側頭部を床につけられない場合左手で拳をつくり下に引きます)
③少し背中は丸めるようにして右の肋骨の裏側や右肩の外側の伸びを感じましょう。
(3〜5呼吸キープする)
④左手で床を押しながら体を起こして正座になり左右の違いを感じます。
⑤左側も①〜④のように行いましょう。
今回は背中を丸めるエクササイズを2つご紹介しました。
お腹の中にいる赤ちゃんのように丸くなることは体の不調の予防や改善だけでなく、副交感神経が優位に立つことで心拍数も安定し気持ちも落ち着く、眠りを深めるエクササイズでもあります。
一息つきたいときは背中を伸ばすこともいいですが、伸ばすためには丸くなることも必要です。世の中は全てコインの裏と表のように表裏一体です。どちらかだけでは成り立ちません。
呼吸に例えても吸ってばかりでは生きていくこともできません。
このように体作りを通して、心のあり方や世の中のあり方も学んでいきたいですね。
執筆者
山瀬 佳美
(やませ よしみ)
【運営】
”楽しく動き心地よくキレイになる!”
パーソナルスタジオ「ON Body」主催
【資格】
JYIA日本ヨガインストラクター協会 3.2.1級取得
JYIA認定ヨガインストラクター育成講師
Yoga_ed認定キッズヨガインストラクター(pre_k k8取得)
Yoga sequence design修了
これまでに受講した生徒数約1万人!ヨガインストラクター育成講師として約300人以上の
インストラクターを輩出した実績を誇る。
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