私は、小学生の頃からずっと水泳をしてきました。国体など大きな大会に参加するようになると、柔道整復師や鍼灸師の資格を持つスポーツトレーナーと関わる機会が増え、ケガをした時は常に助けてもらっていました。 　その時に鍼灸でサポートをしてもらった恩師である柔道整復師の方から、「君は施術師に向いていると思う」と勧められたのですが、当時はまだ施術師の道に進むつもりはありませんでした。 　しかし、その恩師が高校２年生の時に病気で亡くなりました。葬儀にはたくさんの選手が参列し、感謝の言葉とともに、皆が涙を流していました。涙を流して感謝されるほど、施術師はすばらしい仕事なのだと感極まりました。 　その頃は私が進路について考えていた時期でもあり、恩師の言葉に導かれるように、柔道整復師を目指し始めました。 専門学校に通うことと並行し、お世話になった柔道整復師の方の元での修業も始めました。大勢の独立していく仲間や先輩に囲まれて、「自分もいつか開業するのだ」との意識が強まりました。良い環境で修業ができ、本当に感謝しています。 　そして、おかだファミリーほねつぎを開業しました。 　私がスポーツに精通しているので、当院にはスポーツに打ち込むお客様が多くいらっしゃいます。当院では、なぜ痛みが出るのかをしっかりと説明してから施術するのが大きな特徴です。 例えば、足をひねるなどのケガをしてしまった場合、歩き方が悪くてひねってしまいやすい可能性も考慮して、施術箇所だけでなく全体を見て判断します。そして、ケガをしやすい歩き方やトレーニングをしていないかなど、アドバイスをしています。 捻挫や打撲は日常的に起こる症状ですが、「大したことないから様子を見よう」と自己判断してしまう方が非常に多くいらっしゃいます。放置したことで悪化してしまう事例もありますので、できるだけ早くご来院頂くことをお勧めします。大したことがなければ、それを知ることで安心することもできます。 特に若い方は痛くても我慢してしまいがちですし、高齢者の方も、「見せるほどのケガじゃない」と軽く考える方が多くいらっしゃいます。「動けるから大丈夫」ではなく、気になるようであればご相談だけでも良いので、ぜひご来院下さい。