アスリートのコンビニ活用術
中学生以上のアスリートになると、コンビニで3食のいずれかを購入する機会が増えてきます。
コンビニで販売されている食品数は非常に多く種類も豊富です。知識があれば必要なエネルギー量や栄養素量を満たすことやそれに近づけることは可能です。
今回は、コンビニでの食事の選び方をお伝えします。
自宅での食事とコンビニ食を組み合わせる
1食分をコンビニで揃えようと思うと、主食・主菜・副菜・乳、乳製品・果物を意識することが必要です。
これらを単品で選ぶとなると、おにぎり、サラダチキンや焼き鳥、サラダや野菜スープ、牛乳やヨーグルト、バナナと、品数が増え、金額が上がります。比較的野菜が多く含まれているような幕の内弁当でも、乳、乳製品や果物を加えるとなると単品で選ぶ場合と同様、金額が高くなってしまいます。
そのため、金額面を考慮すると自宅から一部を持参したり、食事を済ませることをおすすめします。
例えば、おにぎりと、タッパーに果物+チーズを入れて持参し、コンビニで主菜の焼き鳥と野菜サラダやジュースを購入するくらいであれば、金額的にも抑えられてバランスも整っている状態となります。
主食の選び方
アスリートのエネルギー源である糖質を多く含む主食には、おにぎりやパン、麺が挙げられます。
主食の中では、おにぎりやうどんが糖質量の多さから、アスリートにおすすめしたい食品です。練習や試合前の食事の場合は、消化に時間がかかるため油の多いものは避ける方が良いでしょう。
例えば、デニッシュ生地や中に生クリームが入った菓子パン、カップラーメンは油の多い主食類になるため、パンなら脂質量の少ない食パン・コッペパンや具材が豊富なサンドイッチ、麺の場合は、うどんやそばであれば脂質量が少ない類のため、オススメです。
また、大事な試合前は「食物繊維」が豊富なものを多く食べることで、腹部の膨満感やお腹を壊してしまう場合も考えられるため、控える方が無難です。包装に食物繊維量が強調されている食品は試合前に関しては控えておくほうが安心でしょう。
主菜の選び方
筋肉の材料であるたんぱく質を多く含む主菜には、焼き鳥、ゆで卵、卵焼き、鶏のから揚げ、フランクフルト等が挙げられます。主菜も同様に、練習や試合前の食事の場合には油の多いものは避ける方が良いです。
また、体脂肪量をなるべく増やしたくない場合にも、油の多い食事は体脂肪量増加につながるためオススメしません。反対に体脂肪も含めて体重を増やしたい場合には、油の多い食品をうまく活用することも1つです。
比較的に脂質量が少なく、たんぱく質が摂れる食品としては、サラダチキン・魚肉ソーセージ・焼き鳥や魚の缶詰・卵・乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)があげられます。
自分に必要なたんぱく質量がわかっている場合には、成分表示でたんぱく質量を確認してみましょう。中学生以上のアスリートであれば1食20gのたんぱく質量は最低ラインになることが多いです。コンビニで購入する際の参考にしてみてください。
自分で考えて選ぶ力をつける
コンビニで食事を選ぶ際に、好きなものや食べたいものだけを食べるのではなく、自分の身体に必要なものを考えて選ぶことが大切です。また、練習や試合前やそれ以外の場合も、食品を選ぶ際の重要なポイントになります。
参考にしてみてくださいね。
執筆者
広瀬 陽香
(ひろせ はるか)
【セミナー】
ヤングリーグ
大阪公立野球部
九州大学野球部
・水泳
選手や、ジュニア期(中学~高校生)アスリートの保護者の方など
【個人サポート】
野球
全日本選手権出場
・バスケ
全国中学校バスケットボール大会優勝校
・陸上
日本インカレ出場選手
個人サポート・セミナーやSNSでの情報発信を通じて、ジュニア期アスリートの『成長』の大切さと”自ら考え、実践できる選手”が1人でも多く増えることをテーマとしてスポーツ栄養士として活動している。



