産後の骨盤は、『骨盤倒れ』に注意!
妊娠出産の骨盤の変化は、ヒップサイズが妊娠前よりボリューミーになった、お尻から太もものかけて、張り出してしまった、など、骨盤が『広がる』『大きくなる』と、サイズ感が気になりがちです。
骨盤のサイズ感を引き締めていくことも大切ですが、そのためにも『骨盤の角度』を整えることが重要になってきます。
産後の骨盤は、『骨盤倒れ』に注意!

妊娠中からのクセや腹部の筋力低下により、お腹を前に突き出す姿勢になってしまうのです。
・台所に立っている時に、キッチン台にもたれかかるように立っている
・洗面所でお腹と洗面台が接地するように立っている
など、骨盤角度が倒れているサインは日常で出てきます。
また、抱っこ紐を使用しての子供の抱っこは、どうしても立っている時に腰が反ってしまうフォームになってしまいます。
骨盤が倒れることでおこる身体の変化

骨盤が倒れることで、さまざまな身体の変化につながることがあります。
①お腹まわりの変化
骨盤が倒れることにより、肋骨から恥骨にかけてついているお腹前面の腹筋の起始と停止が離れてしまいます。
そのため、筋肉がうまく使えず、おなか周りに脂肪がつきやすくなってしまいます。
②基礎代謝の低下
内臓下垂が起こりやすくなり、基礎代謝が低下しやすくなります。
1日の代謝の多くは、「基礎代謝」によってエネルギーが消費されています。
基礎代謝の低下は「太りやすく痩せづらい」原因にもつながるので注意しましょう。
③姿勢悪化の原因
骨盤の角度は体型の問題だけでなく、姿勢にも関わります。
骨盤が倒れてしまうことで、椅子に座った時に背中を丸めてしまうので、猫背、ストレートネックなどの姿勢不良を引き起こします。
産後に気を付けたい「骨盤の角度」
出産後は、自分の身体のことよりも、子供のことや育児に気持ちが向くことが多いと思います。
ですが、産後こそ、自分の姿勢を意識することが大切になってきます。
子育てがひと段落して、ふと、自分の体に向き合ったときに
「こんなはずじゃなかった」「年齢を重ねたから仕方がない」
と悩んでしまったり、体型の変化や身体の動きの機能低下を招かないためにも、気をつけていただきたことがあります。
出産後こそ、骨盤の角度を意識していただきたいです。
妊娠中から徐々に変化していくものなので、骨盤の状態がどうなっている認識しづらくなっています。
まずは、壁にもたれて、後頭部、背中、おしり、かかとの4箇所を壁につけてみてください。
4箇所を同時に壁につけづらくなっていると、普段、骨盤が倒れて前屈みになっているかもしれません。
壁にもたれる以外にも、全身鏡で身体を横から見て、お腹を前に突き出してきないか、真っ直ぐになっているか、今日のフォームはどうかな?と、チェックをする習慣をつけることをオススメします。
骨盤の角度を整えるストレッチ
骨盤に着く前と後ろの筋肉を1日1回1分伸ばす!椅子を使うと簡単な実施できます。
①太ももの前を伸ばす
(片足ずつ)座面に膝を置き、しゃがむ
体が倒れないように、背もたれやテーブルなどを持ち身体を起こす
②太ももの後ろを伸ばす
(片足ずつ)座面に踵を置き、膝を伸ばしておじき
つま先が伸びないように、足首を90度に曲げるのが、ストレッチのコツです。
▼イメージしやすいように先生手書きのイラストを頂いています▼

執筆者
トータルケアまえいけグループ
あさひ整骨院
日本橋浜町院
鍼灸師
柔道整復師
今村 匡子
(いまむら きょうこ)
【運営】
オンラインサロン「産後ケアを学ぶサロン」
【著書】
『大丈夫なふりして生きてる人の体に効く こわばり筋ほぐし 』(サンマーク出版)
『産後リセット体操で妊娠前よりきれいにやせる!』(青春出版社)
『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)
東洋経済オンラインビジネスニュースサイト著者
その他、全国紙、地方新聞、雑誌、週刊誌取材多数。講演、セミナーは年間50件を越える



