トレーニング中に気を付けたい朝食のポイント
筋肉量の増加や、持久力向上を目的としたトレーニングを多く行う時期にも朝食は重要な役割を果たすとされています。
今回は、トレーニング期に必要な朝食のポイントをお伝えします。
筋肉量増加トレーニングの際の朝食
アスリートは自身の競技に適した筋肉をつけることがパフォーマンスアップにもつながります。
筋肉量アップのためのトレーニングを行うことは筋肉への刺激となります。その際に筋肉の材料であるたんぱく質が不足していてはうまく筋肉がつきません。たんぱく質は適切に摂取しましょう。
トレーニングの強度や体重にもよりますが、中学生以上のアスリートでは1食で20g以上を目安に摂取できると良いでしょう。
また、たんぱく質ばかりを頑張っていても、消費エネルギー量に見合った摂取エネルギー量がとれていなければ筋肉が分解されてしまいます。そのため、糖質も十分にとり摂取エネルギー量を確保することも大切です。
ご飯やパンや麺類等の糖質源の食品に加えて、卵・納豆・ウィンナー等のたんぱく質の食品をとりましょう。
持久力向上トレーニングの際の朝食
持久力を向上させることが目的のトレーニングを行う場合には、練習時間が長くなることが多いでしょう。
長時間のトレーニングを最後まで効率的に行うためにはエネルギー源となる糖質を十分量摂取することが大切です。また、摂取した糖質をエネルギーに変えるためには特にビタミンB1が必要です。ビタミンB1が豊富な食品は、豚肉・赤身肉・ナッツ類・大豆・枝豆・豆腐等があげられます。夕食の炒め物の残りを活用することも良いかもしれません。夕食の残りが炒め物であれば、卵を加えてオープンオムレツも手軽でおすすめです。
怪我予防の際の朝食
強度の高いトレーニングを繰り返す場合、骨や筋肉のケガの可能性が高まります。
その予防としても朝食は重要な働きをします。骨や筋肉の材料であるたんぱく質に加え、カルシウムやその吸収を促進するビタミンDや、コラーゲン合成に関わるビタミンCの摂取もすべきです。日々の食事に忘れられがちなキノコ類や青魚はビタミンDが豊富です。また、果物や野菜にはビタミンCが豊富なため、可能であれば朝からとれると理想的です。
トレーニング期の朝ご飯の重要性
1日の中で最も食欲が出にくい傾向のある朝食ですが、量や内容等に注意してとることでアスリートとして理想的な身体づくりへ導いてくれます。朝ごはんを意識的にとることで体重が増えた選手や、練習でばてにくくなった選手もいます。
ぜひこの機会に朝食を振り返ってみてください。
執筆者
広瀬 陽香
(ひろせ はるか)
【セミナー】
ヤングリーグ
大阪公立野球部
九州大学野球部
・水泳
選手や、ジュニア期(中学~高校生)アスリートの保護者の方など
【個人サポート】
野球
全日本選手権出場
・バスケ
全国中学校バスケットボール大会優勝校
・陸上
日本インカレ出場選手
個人サポート・セミナーやSNSでの情報発信を通じて、ジュニア期アスリートの『成長』の大切さと”自ら考え、実践できる選手”が1人でも多く増えることをテーマとしてスポーツ栄養士として活動している。



