サングラスをかけて走るメリットとは

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マラソン大会などで、サングラスをかけて走るランナーをよく見かけるかと思います。

サングラスをかけることで実はたくさんのメリットがあるため、レースだけでなく、もちろん日頃のトレーニングからサングラスをかけて走ることをおすすめします。今回のコラムでは、ランニング中のサングラスに期待される効果や選び方についてお話します。


紫外線や風などから目を守る


サングラスの効果としてまず期待されるのが、紫外線から目を守ることです。

晴れた日はもちろんのこと、曇りの日でも紫外線は目に入ってきます。ランニングする上で、目にストレスがかかり過ぎると疲労を感じやすくなり、走りにも影響が出るかもしれません。また、紫外線以外にも雨や風、埃、虫など季節によっては、花粉などの異物からも目を守ってくれる役割があります。上記のことからサングラスは、あらゆる危険から目への侵入を未然に防いでくれる優秀なアイテムですね!


視界を確保して集中力を高める

ランニングは、マラソンレースやトレーニング内容によっては、長時間走ることもあるため、より集中力が求められるスポーツです。サングラスをかけることで、他の人の視線や目に入ってくる情報を出来る限り制限できるので、集中力を高める効果が期待できます。また先述でもお話しましたが、太陽の日差しからも目を守ってくれます。そのため、しっかりと目を開けて視界を確保できるので、ランニング中の安全性を高めてくれるのもサングラスの強みといえます。


ランニングに適したサングラスの選び方


ここまでは、サングラスをかける効果についてお話しました。次にランニングに適したサングラスの選び方について説明します。


(1)機能性が良いものを選ぶ

サングラスを選ぶポイントとして、軽さとフィット感と通気性です。

マラソンレースでは長時間着用しますので、軽量かつご自身の輪郭にフィットするサングラスを選びましょう。また、汗など湿気によりレンズが曇り、視界が悪くなる場合があるので、通気性が良いものを選びましょう。


(2)UVカット機能があるか確認する

UVカット機能が搭載されているものを選びましょう。

UVカット機能があるサングラスには、「UVカット率」「紫外線透過率」と記載されています。どのくらい紫外線を防ぐことができるのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。参考までに、UVカット率99.9%以上もしくは紫外線透過率0.1%以下の表示があるものをおすすめします。


(3)走る時間帯に応じてレンズを選ぶ

サングラスを使う時間帯を考えて選ぶこともポイントです。

サングラスのレンズには、目に見える光をどれだけ通すかを示す「可視光線透過率」があります。この数字が大きいほど多くの光を取り込むため、夜間や天気の悪い日でのランニングには適していますが、日差しが強い日の使用には不向きです。また、天候に関係なく使用する場合は20%〜40%、日差しが強い日は30%以下の可視光線透過率のレンズを目安に選ぶのがおすすめです。


まとめ


以上、今回はサングラスの効果や選び方について説明しましたが、いかがでしたか。

サングラスはランニングするうえで、異物や紫外線から目を守るだけでなく、集中力を高める効果も期待できることが分かったと思います。またファッションを目的にも使えるので、モチベーションが上がりますよね!

走る時間帯や機能性も考慮したサングラスを選ぶことで、より快適にランニングを楽しめるので、是非、自分に合ったサングラスを探して活用してください。

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執筆者 

服部 融法(はっとり ゆうほう)


合同会社HATTORI project 代表社員

リハビリ&トレーニング C-power 代表

理学療法士

JATI・ATI

JHBA認定アドバンスメンタルトレーナー

保健体育教員免許


海外での柔道指導、高校保健体育科の教諭、病院でのリハビリ科勤務。さまざまな分野の経歴を持つ異色のトレーナー。

現在は不調がある方や高齢者からスポーツ選手まで幅広く

リハビリトレーニングを行っている。

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