背中の痛み

背中の痛みは筋肉や骨からくるものがほとんどです。加齢により骨や軟骨が弱くなったり、仕事やスポーツなどで背中を酷使することで痛みがでます。また日常的な猫背や反り腰など悪い姿勢が痛みに繋がることがあります。日常的な姿勢で痛みが出ている場合は腰や肩などほかの部位にも痛みが繋がることが多いです。

日常生活から考えられる原因

1 デスクワークなどによる筋の疲労

デスクワークなどによる筋の疲労による背中の痛み

デスクワークで長時間座っていたり無理な姿勢を長時間続けると筋が緊張してしまい、血行不良や筋の疲労によって痛みがでます。合間にストレッチをするなど、慢性化させないように対策を行いましょう。

2 高齢による骨の弱体化

高齢の方や骨粗鬆症の疾患を持っていると骨が弱くなり軽い尻もちや荷物を持ち上げた際に背骨がいつの間にか折れてしまうことがあります。痛みがないこともあり、腰の曲がりで気づくこともあるので要注意です

3 首や肩からくる痛み

首や肩からくる背中の痛み

背中から肩、首にかけては、多くの筋肉が束になって繋がっています。首や肩で固まったものが背中の痛みとして出る事があり、背中をほぐしただけでは痛みが取れないこともあります。

4 悪い姿勢からくる痛み

猫背や円背、反り腰など悪い姿勢は筋に負担をかけ痛みが出る事があります。日常の積み重ねが背中や腰などの痛みに繋がることは多くあります。

背中の痛みをともなう疾患

1 脊椎椎体骨折・圧迫骨折

弱い力で起こるものや転落や交通事故などの強い力で起こるもの、骨の腫瘍による病的なものなどがあります。弱い力で起こるものは、高齢者に多く骨粗しょう症に起因して尻もちなどの軽い力で生じる骨折です。症状は軽い場合もありますが、通常は骨折部位に痛みがでます。骨折部位が多いと背骨が変形し、背中が丸くなります。強い力で起こるものは、背骨(脊柱)の中を通る神経の損傷(脊髄損傷)を伴うことが多く、損傷の部位や程度によって麻痺などの様々な症状がでます。腫瘍によるものは、骨折部位を動かしたときだけでなく安静時にも痛みが出ます。

2 側弯症

側弯症背骨(脊柱)が左右に曲がった状態を側弯症といい、肩や腰の高さ、前かがみの姿勢をとったときの背中の形状に左右差を生じます。進行すると腰や背中、肩の痛みや心肺機能の低下をきたすことがあります。骨自体の変形を伴うものと伴わないものがあり、腰痛などの痛みやしびれに対して反射的に側弯が起こる場合や左右の足の長さの違いで代償的に側弯が起こる場合は、原因を解決すれば側弯は解消もしくは軽減します。骨自体の変形を伴う場合は、若年者に多い原因不明の特発性側弯症や、中高年女性に多い加齢による骨の変形が原因の変性側弯症などがありますが、完全な矯正は困難と言われています。


3 首の疾患に伴う背中の痛み

背中(特に肩甲骨まわり)の痛みは頸椎疾患(頸肩腕症候群、頸部脊椎症・頸椎症、頚椎椎間板ヘルニア、むち打ち損傷(外傷性頚部症候群・頸椎捻挫)など)に由来することが多く、その症状は首や腕に広がるようにして現れる場合もあります。自然に治る場合もありますが、痛みが続く場合や腕や手にしびれを伴う場合は注意が必要です。

対処法

専門家に相談する

原因が特定できないまま自己判断で無理に動かすとかえって悪化してしまう恐れもあり注意が必要です。
痛みが強い場合や痛みが続く場合は我慢せず、専門家の指示を仰ぐことをおすすめします。

痛みで困っている時、適切な解決方法を教えてもらえるのでまずは相談してみましょう。

⇒【背中の痛みについて】相談できる院・施術所を見る


監修:理学療法士 門脇 章人

トレーニングで鍛える

体幹を捻る動きを良くする運動

回数:10回×3セット

STEP1:仰向けになり両手を横に広げ、両膝を90度に曲げます。
STEP2:両膝をくっつけたまま横に倒します。
STEP3:ゆっくりと戻します。
注意点:倒すときに肩が浮かないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク

セルフケアでメンテナンス

体幹の動きを良くする運動

回数:10回×3セット

STEP1:手を頭の後ろに組み、背筋を伸ばして座ります。
STEP2:身体を側方へ傾けます。
STEP3:元の姿勢に戻ります。繰り返し行います。
注意点:身体を傾ける際に腰が丸まらないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク

骨盤・背骨・肩甲骨の動きを良くする運動


回数:10回×3セット

STEP1:四つ這いになります。
STEP2:背中を反り肩甲骨を寄せます。
STEP3:背中を丸めて肩甲骨を広げます。
注意点:肘が曲がらないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク

脇腹の筋肉を柔らかくするストレッチ


回数:10秒×10セット

STEP1:両手を頭の上で組みます。
STEP2:体を真横に傾け、背中・脇腹を伸ばします。伸ばす側のお尻は座面から離さないようにしてください。
STEP3:ゆっくりと元の姿勢に戻します。
注意点:腰を丸めないように注意してください。


※注意事項※
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)を行なった際に体に異変が生じたり、強い痛みを感じた場合はすぐに中止し、専門機関に相談した上で専門医の指示に従ってください。
・本ページ掲載のストレッチ・運動・消炎処置(アイシングなど)において生じたいかなる事故・クレームに対して、弊社、監修者は一切の責任を負いかねます。


動画提供元:株式会社リハサク